ヴァンガ祭両日使用のルアード解説

どうも、ことゆりです。

4/28~4/30に大ヴァンガ祭へ行ってきました。そこでのヴァンガードのイベント(ジェネレーションマスターカップ、ファイターズロード)へ参加してきました。

結果はジェネレーションマスターカップは予選落ちでしたが、ファイターズロードは準優勝という結果を残すことができました!!

 

戦績はこちら

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今回はジェネレーションマスターカップ・ファイターズロードで使用したルアードのデッキについて簡単に解説していこうと思います。

 

まず今回のデッキ選びにあたってなぜルアードを選んだのか

現環境(2018年4月時点)でのトップはギアクロ、バミューダ、ノキエルギーゼと考え、それらが多いと予想。まず上位3デッキのうちどれかを握るかそれらに対抗できるデッキを握るかの選択。

その時点での所持デッキが

ルアード、シラヌイ、根絶、カオス、蒼波、サリヴァンギーゼ

この時点で上位3デッキのうちどれかを握るかっていう選択肢は消えた。借りるという選択もあったが、大会当日までにモノにできる自信がなかったため選択肢から消滅。

 

となると所持デッキから選ぶしかない。

 

まずギアクロ、バミューダにパワーもスピードも劣っている蒼波、カオスが消滅。次にサリヴァンギーゼ、これもギーゼギミックではあるがさすがにネタ要素が強すぎるので消滅。これでルアード、シラヌイ、根絶の3択に絞り込めた。次に考えたポイントが「ヘリテージに耐えられる防御力」と「ギーゼ降臨の返しでkillできる火力」を満たすこと。

 

となるとやっぱルアードかなと・・・

 

シラヌイと根絶も弱くはないですが、自分の中で防御の薄さがかなり目立つデッキなので、ヘリテージに耐えられないし、ギーゼが降臨すると手も足も出ないので、今回は握りませんでした。

その点ルアードは手札補充・火力ともに充実しており、「ヘリテージに耐えられる防御力」と「ギーゼ降臨の返しでkillできる火力」を満たし他のデッキにも柔軟に立ち回れると考え使用するに至りました。

 

では解説のほうに移りたいと思います。

 

デッキレシピ

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メイン 50枚

 

グレード0 17枚

竜刻魔道士 ビクレオ×1
ベリアルオウル×4
カースドアイ・レイヴン×4
ハウルオウル×4
救恤の撃退者 アリル×4

 

グレード1 15枚

竜刻守護者 エスラス×4
竜刻魔槍士 ディルラド×4
竜刻魔道士 ファームナッハ×4
竜刻猛禽 モーザ×3

 

グレード2 14枚

スラップテイル・ドラゴン×4
竜刻魔剣士 ダグザ×4
竜刻魔道士 ガウナン×4
髑髏の魔女 ネヴァン×2

 

グレード3 4枚

闇に縛られし竜 ルアード×4

 

Gゾーン 16枚

深淵を覗く竜皇 ルアード×4
黒竜 ファントム・ブラスター “Diablo”×2
覚醒せし竜皇 ルアード ×2
黒炎をまとう竜 オグマ ×1
極天のゼロスドラゴン ウルティマ×1
エアーエレメント シブリーズ×1
黒竜 プロットメイカー・ドラゴン×2
罪業の魔女王 イエリッド×1
竜楯魔道士 ブロナーハ×1
黒竜 ダークベール・ドラゴン×1

 

 

各カード解説

 

竜刻魔道士 ビクレオ

このデッキのFV。

このカード一枚でCBとSBの確保ができ、ノーマルユニットなので闇縛で再利用可能といった点が非常に優秀なので採用。自身も儀式持ちなので、闇縛の超越スキルに繋げられるのもポイント。

 

ベリアルオウル

いわずとしれたシャドウパラディン最強のクリティカルトリガー。カードのコストか効果で退却すると1ドロー、儀式3でターン終了時にボトムへ帰ると書いてあることがとにかくヤバいカード。

ガードに切ってよし、コストにしてよしの万能カードなので4枚採用。

 

カースドアイ・レイヴン

トリガーである自身を山に戻しつつ、デッキ内の不純物を展開して山を圧縮しトリガーを引きやすくすることができ、これ一枚で龍皇の退却コストを賄うことができる。以前の環境と比べてそんなにこのカードをぐるぐるすることはなくなったものの、それでも山に戻って展開するのは強いので、4枚採用。

 

ハウルオウル

このデッキは思ったよりソウルが枯渇しやすいので、下手にこのカードをガードで切りすぎるとソウルが足りなくて効果がうてないなんてことにもなるので、状況によっては温存することも必要。グレード3が4枚しかない構築なので、引きにいく意味でも4枚必要だと思い4枚採用。

 

救恤の撃退者 アリル

説明不要。ヒールはどのデッキにも4枚いるでしょ(適当

 

竜刻守護者 エスラス

ドロップから拾える完ガ。拾う条件も儀式3と緩くベリアルオウルとの相性もいい。守りの要なので4枚採用。

ただ、深淵の儀式Xでのバンプを阻害してしまうことがあるので、拾うタイミングに注意。

 

竜刻魔槍士 ディルラド

儀式持ちのソードブレイカー。このデッキは闇縛、深淵と山から出すのはとても容易。引いちゃうリスクもあるけど、深淵のスキルで2体出し→2ドローの流れでリソースを抱えるのが目的なので4枚採用。

 

竜刻魔道士 ファームナッハ

前半は手札入れ替え、後半アタッカーにもなるカード。前半後半どの場面でも腐らないので4枚採用。抵抗を持つのも地味に強い。

 

竜刻猛禽 モーザ

儀式1で単騎で相手のVに届くので採用。ただ、ダグザやスラップテイルといった他のアタッカーもおり、他の3体に比べると優先度は低いので、3枚。

 

スラップテイル・ドラゴン

Vがグレード4のルアードなら山とドロップでグレード1になるので、深淵やダグザととても相性が良いので4枚採用。グレード1登場時のバンプも地味に強い。

 

竜刻魔剣士 ダグザ

攻撃時に新たにグレード1を展開し連パンを仕掛けるカード。場のグレード1をコストにするので、ドロップのグレード1を調整しバトルフェイズ中に深淵でのバンプ値を上げるといったトリッキーな攻め方も可能。以上の点から攻めの要となるので4枚採用。

 

竜刻魔道士 ガウナン

主に序盤で闇縛を引きにいくためのカード。ただコストが儀式持ちのグレード1と限定されているため発動できないこともしばしばあるが、それでも序盤のうちに闇縛を引きにいくほうが重要と考え4枚採用。

 

髑髏の魔女 ネヴァン

ガウナンと同じく序盤で闇縛を引きにいくためのカード。こちらはガウナンと違い、コストはシャドウパラディンのカードなんでもいいので比較的発動しやすいのが利点。ただ、ライドした際にパワーの低さが足を引っ張ると考え2枚のみ。

 

闇に縛られし竜 ルアード

このデッキの主役。これにライドできなきゃ話にならないので、当然4枚。

超越コストを立て替えるスキルは永続効果なので再ライドしてスキルで超越というルートがあることも頭に入れておこう。

 

深淵を覗く竜皇 ルアード

このデッキの主役その2。2体展開+1体焼きという2:1交換というだけでなくGB3でグレード1のカード4枚につき前列+10000という強力なバンプ値を叩き出すという非常に強力なスキルの持ち主。

2回目以降での超越の際はあえて展開する効果を使用せずGB3で強化されたユニットで押しつぶしに行くというルートも取ることができるので非常に有能なため4枚採用。

ぶっちゃけこれに2回超越すればよっぽどのことがない限り勝てます。

 

黒竜 ファントム・ブラスター “Diablo

ギーゼに対する勝ち筋。手札からのガードを不能にするのは今でも強力で特にギーゼがGゾーンが除外されてGGが使えずゼロスドラゴンを生贄にできないので実質ガード不能の攻撃を浴びせることができる。なので基本は相手のダメージが4点以上のときに超越してそのままゲームエンドに持っていくカードといった役割。一回打てば勝てるので1セットの2枚採用。

 

覚醒せし竜皇 ルアード

第2のフィニッシャー。儀式7でリア2体と手札2枚以上をコストにクリティカルとドライブが増えガード制限をつけるカード。最近では強力なGGが増え超越する機会が減ってきているが、相手の前ターンのドライブと手札次第ではこれで貫通して勝つなんてことも。

たださっきも言ったように強力なGGが増えてきて貫通が狙いにくくなっているのと儀式7GB2という発動条件の遅さから2枚のみ。

 

黒炎をまとう竜 オグマ

唯一ハンデスが行えるカード。GBを持っていないので、儀式5を満たせば初回から相手の手札の盤面を荒らしにいけるがコストが重いので1枚のみ。

ちなみに自身のグレード1退却は効果ではなくコストなので、相手のリアガードが3体以上退却していないとドローできないので注意しよう。

 

極天のゼロスドラゴン ウルティマ

ユナサンのゼロスドラゴン。展開とトリガー積み込み、さらにトリガー全振りとスキルがあるので、クリティカル、スタンドが入っているこのデッキとは相性がよく闇縛スキルでコスト立て替えも可能なので採用。ゼロスドラゴンは究極超越したら勝つかGゾーン除外かの2択なので1枚で良し。

ちなみに2日間14試合やって一度も使いませんでした(おい

 

エアーエレメント シブリーズ

相手のライドスキップ対策。これのスキルが発動できるのであれば超越して深淵のGB3達成の足しにして初回の深淵で相手を沈めるぐらいの勢いでいくことがおすすめ。

 

黒竜 プロットメイカー・ドラゴン

儀式3でシールド値がバンプするGG。このデッキでは条件を満たすのは簡単なので2枚採用。

 

罪業の魔女王 イエリッド

場のグレード1をガードとして使え、2体移動すれば1ドローがついてくる。手札を減らさず守ることができ、ドロップにグレード1を増やすことができるため採用。

 

竜楯魔道士 ブロナーハ

最大5枚ものグレード1をドロップに送れるGG。深淵とも相性が良いので採用。

 

黒竜 ダークベール・ドラゴン

ドロップのグレード1の数によってシールド値がバンプするGG。状況によってはプロットメイカーのシールド値を超えることもあるので採用。ただ、コストがソウルを必要とし、ソウルのコストはできるだけ深淵やディルラドに回したいので、1枚のみ。

 

今回採用しなかったカード

 

鬼眼の魔道士 アルスル

リア退却のコストを2体分として扱え、山に戻る効果は優秀だが、リア退却2体以上のコストをする場面が少ないこととリンクジョーカーが環境から減少傾向にあることからベリアル、カースド、ドロートリガーの枠を削ってまで積むものではないと考え抜き。

 

鉄塊の騎士 クラフティネ

手札から出してそのターン中に退却コストにしないとスキルが発動しないという範囲の狭さが気になり抜き。

 

アビサル・オウル

ルアードをサーチし、ルアードのコストかスキルで退却したらCC1という優秀なスキルを持っているが、そもそもこのデッキはCBをあまり使わず攻めることができ、CCもピグレオで賄うことできる。そしてサーチのほうもルアードが4枚のみの構築でサーチできたしても1:2交換というディスアド生み出す可能性が大きいので抜き。

サブのグレード3が入っており、CBを多用するタイプの構築にするのであれば採用はありだと思う。

 

竜刻魔道士 モルフェッサ

GB1でドロップで常にグレード1として扱えるので儀式の条件を満たしやすいカードではあるが、山ではグレード1にはならず、展開も攻撃がヒットしたらという相手依存のスキルであるため連パンには不向きと考え抜き。

 

覇道黒竜 オーラガイザー・ドラゴン、覇道黒竜 オーラガイザー・ダムド

初回超越時にしか超越するタイミングがなく、退却も不確定でパワーが上がらない点から深淵の下位互換でしかないので抜き。

 

黒竜 スペクトラル・ブラスター “Diablo

Vスタンドスキルは強力だが、コストがSB1、VスタにCB2と非常に重く、CC手段がピグレオとヒールしかない点を考えると後続のダグザに繋がりにくいと考え抜き。

アビサル・オウルを複数枚採用するのであれば検討も視野。

 

 

とまあこんなことを考えながら構築を考えていったわけです。

他にもなんであのカード採用してないの?と気になる方もいらっしゃると思いますが、不採用カードと理由をすべて書いているとさすがにキリがないので、自分がある程度触れたことのあるカードに絞って書かせていただきました。

 

 

回し方

序盤

初手にあるファームナッハは積極的に使い儀式の条件を満たしにいきましょう。あとライドは儀式持ちのユニットにできるだけライドしましょう。この2点がクリアできればモーザが単騎11kで攻撃できるようになり序盤から攻めるルートが取れます。ガウナン、ネヴァンのドローソースは基本どちらでもいいですが、ネヴァンのほうがいいと思ってます。ネヴァンはゲームが進むにつれ、使う機会がなくなってくるので、できるだけ序盤でスキルを使ってインターセプトに使っちゃいましょう。

 

中盤~終盤

基本初は深淵に超越してパワーラインを上げて攻めていくスタイルで大丈夫です。深淵に超越した際は1回以上ディルラドを2体展開し手札を増やすスタイルは取るようにしましょう。あとダグザはできるだけGB3が達成するまで温存してGB3が達成したら連パンで攻めるといったプランを取るよう心がけましょう。ただ相手に思うようにダメージを与えられなかったときは2枚目は深淵に乗らず、竜皇で点を詰めにいき、手札を増やしにいくというプランをとらなければいけない時もあります。

相手のダメージが4以上でダグザを持っているのであれば深淵、3以下であれば竜皇といった感じになると思います。

 相手の手札とリアが薄いのであればオグマで枯らしにいくのもあり。ちなみにファイターズロードの一回戦はそれで勝ってます。

また、深淵以外に超越したのであればできるだけエスラスは拾うようにしましょう。エスラスを抱えることで返しの守りへの安心感が生まれ、強気に攻めることができることができるためです。ただ、さっきも書きましたがドロップのグレード1の枚数は意識するようにしましょう。

 

上記の点を意識して回せばどのデッキにも柔軟に対応できると思います。

 

ただ最速ヘリテージはさすがに無理です。ギーゼはダメージ次第で返せますが、、、

 

 

かなり長くなってしまいましたが、以上となります。

 

回し方の部分でだいぶ端折ってしまいましたがお許しを。。。

 

今回書かなかったカードの不採用理由やその他質問はツイッターまたはブログのコメント欄へお願いします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

次は優勝目指して頑張ります!!

 

 

おわり

自己紹介

朝比奈ことゆりという名前でTCGやってます。

やっているカードはデュエマとヴァンガードで生息地は名古屋です。

一応社会人です。

 

基本はデュエマ、ヴァンガードのことについて書いていこうと思いますが、他のことも書くと思います。

 

不定期での更新かつ文章構成グダグダですが、読んでいただけると嬉しいです。

 

以上です。

よろしくお願い致します。